季節宿 國安 おかみの「新・犬宿だより」

はなぽうさん、杢太朗・足穂さん、書き込みありがとうございます。皆様、愛するワンコを見送る心の痛みをお分かりのことと思います。余りの辛さで「もう、再びワンコ生活を送るまい」という方もいらっしゃれば、「ワンコのいない生活はあり得ない！」という方も。どちらもワンコを愛する気持ちは一緒だと思いますが、いぬおかみは、やはり後者でありました。で、文七を迎えることになったのですが、環境の変化が著しかったせいか、現在、文七はお腹の調子が乱高下。元々、お腹が弱い傾向だったそうで、現在、週一は病院にてお薬と治療食をいただいて、様子見しているところです。ま、元気は元気なので余り心配はしていないのですが…。そんな中でも徐々に「正座（おすわり）」「握手（お手）」などを覚えてくれて、なかなか賢いヤツのようです（さっそく親ばか）。人間に対しては、飼い主だろうが全くの他人だろうが、分け隔てなく（？）すこぶる愛想よく応対してくれますが、見知らぬワンコが至近距離に近づくと、尻尾を振りながら無言でいきなり先制パンチ（？）をくらわすところもあり、まだまだ読めない状態にあります。何せ初めての「和犬」なので…。
文七は、いぬおかみの実母の介護に付き合い、現在は東京におります。落ち着いたら、また新潟へ戻る予定です。確かにイマイチ落ち着きにくい環境下ではありますが、なんとかお腹の調子を整えて、文七をむっちりと太らせたい！というのが当面の目標となっています。
さて、宿営業の方ですが、現在、諸事情にて、まだ休業を続けております。再開は調理人の判断次第となっておりますので、ブログにてお知らせいたします。もうしばらくお待ちくださいませ。

調理人のブログで紹介済みですが、新人犬の文七です。柴犬、11月で3歳の男子です。以後、よろしくお願いいたします。宿的にも私たち的にも、和犬は初めて。しかも体重10キロ未満も初めて。また新たな犬飼い暮らしへの旅立ちです。今のところ、人間には超フレンドリー、他の犬にも比較的フレンドリー、好奇心旺盛、怖いものなし。おもちゃでは夢中になって遊んでくれるけど、頭なでても尻尾振らず、もちろん抱っこは原則拒否のクールな奴（和犬なら普通？）です。

新しいワンコとの出会い…。もしかしたら近いかもしれません。その時はお知らせしますね。なかじま様ほか皆様、ご協力ありがとうございます。ドキドキ、ドキドキ…。

早いもので、ワンコ不在となり1か月近く経ちました。体調はどうにか復活したのですが、物凄い勢いで太ってます。朝晩のハードな犬散歩でどれくらい体重コントロールをしていたのか、如実に表れてますな。気分転換程度の人間一人散歩では「焼け石に水」。おまけに寂しさを紛らわすために、おやつを食う食う…。気が付けば腹回りの肉をガッツリつかめるようになってしまいました。はっきり言ってやばいです。はやいこと次なる「運命のワンコ」に出会わないと、特別調理人（昔はヘビー級体格）と見分けがつかなくなりそうです。毎日、保護犬サイトを眺めては出会いを求めているのですが、いやあ、知らないうちに60歳以上の高齢者（！！）は応募対象外になっているのよね（中型犬でも成犬でも）。あわわ、こちらも気が付けば高齢者だったのね～。本心やばいです。こりゃあ、出会えれば本当に「一期一会」。おかみの心と体を鍛え、満たしてくれる運命のワンコ探しの旅は、いばらの道になりそうです。

しえるパパさん、お久しぶりです。思い出して頂き、感謝です。二代目ふるなちゃん、可愛いです！　バニの魅力‼　もうウルウルします。大事にしてあげてくださいませ。宿が再開しましたら、ぜひお出で下さいませ（宿的にはコロナが一段落するまで、もうしばらく休業する予定です）。
ラルゴを見送って10日以上経ちました。気持ちでは何とか頑張れる！と思っていたのに、一週間経った頃、おかみは体に来てしまいました。昔やった胃潰瘍。二日ばかり寝込みました。何とか復活しましたが、辛くて仕方ない。やっぱりワンコの抜けた穴はワンコでしか埋められない。ワンコのいない生活は耐えられない…。ご縁があったら、またワンコ暮らしを再開したいと思う日々です。

調理人のブログでもお知らせしたように、7月30日の深夜、バーニーズのラルゴが旅立ちました。半年前から原因不明の下痢が続き、3月からはやむなくステロイド投薬を開始。寛解状態にはなっていたのですが、検査の数値がはかばかしくなく、5月頃から眼病も発症していたので何となく覚悟はしていたのですが…。
コロナの感染拡大で宿が休業していることもあり、6月末からホスピスになるかもと思いつつ新潟に戻っていました。最初の10日間ほどは比較的元気で庭を走り回ったり、近くの遊び場へドライブしたりしていたのですが、その後、急速に食欲が減退し、あっという間に寝たきり状態になり、その日を迎えてしまいました。最期の時を調理人と二人でしっかりと見届けられたのが幸いでした。7歳と6か月。あまり苦しまず静かな旅立ちでした。良く頑張ってくれました。
先月のゴールデンの縁の旅立ちに続く訃報続き。犬たちと暮らして30年間、ずっとつないできたワンコの命リレーがとうとう途絶えてしまいました。これを恐れるあまり多頭飼いしていたのに…。でもこれも現実。受け止めて前に進むしかありません。ラルゴを愛してくださった皆様、ありがとうございました。

全国的に猛暑ですが、新潟ではフェーン現象も加わり、危険な暑さが続いています。皆様、暑さとコロナ、何卒お気をつけくださいませ。
ころんの母さん、よしのオヤジさん、ラルゴの追悼メールをありがとうございました。あれからなんだか腑抜けな毎日で、調理人はしょっちゅう「つまらないなあ」とぼやいています。これは「やる気が出ない、気持ちが持ち上がらない」みたいなことではないかと思っています。今まで息抜きとか単なる買い物にも車に乗せて連れてってたので。ポケットにいつも犬のウンチ袋をしのばせる癖も、美味しいものを食べる時、ワンコのために少し残してよけてしまう癖も、駐車場で日影を求めて場所探し回ってしまう癖も…、毎日何かしら「あ、もう必要ないんだ」と気づきます。そのたびに、心がウルウル。でも、こうやって少しずつ慣れていくんでしょうね。きっと皆さんも越えてきたことなんだから、私たちもできると思う。大丈夫、大丈夫。さ、怠けていた掃除と草刈り、やりまっしょい！

宿のブログでお知らせしたように、6月10日の夕方、ゴールデンの縁が旅立ちました。5月末、新潟にいる間にてんかん発作のような症状を発症し、そのまま旅立つかと思いきや、自主的にリハビリをして復活。歩けるようになったところで東京に戻りました。でも、既に徘徊状態で昼夜逆転、柵を越えての脱走（？）、オムツ生活など、一通りの認知症状態となっておりました。それでも食欲旺盛で先行き不明な状態で1か月。旅立つ一週間前に再び発作をおこし、その後、細かい発作が頻繁に起こるようになり、最期の4日間はさすがに飲食不可能になりました。14歳と1か月。小柄なりにも大型犬としては大往生だったと思います。その間、三代の同居バーニーズたちと関わり、乳母役を務めてくれました。本人（犬）的には不満も多かったとは思いますが長寿全うしたあたりの生命力と精神力には脱帽です。偶然に見つかったペットの葬儀社さんがとても素晴らしく対応して頂き、これまでにない丁寧かつ豪華風なセレモニーを執り行い、立派に旅立ちました。本物の桐の棺桶＆三途の川の渡し賃（六文銭）＆守り刀つき。私もここで葬儀をしてもらいたい！と思うほどでした。そして何かのご縁だと思いますが、担当の方がバーニーズを飼ってらして、さらに宿のお客様の知り合いだった奇遇で、葬儀の傍ら犬談議に花が咲きました。
よしのオヤジさん、お世話いただいた縁をそれなりに見送ることができてホッとしています。一緒に新潟に来た「なら」ちゃんも昨年に旅立ったそうです。縁の本音は聞けませんが「まあ、こんなもんか」ぐらいに思ってもらえるといいかな…。
縁をご存じの皆様、長い間、本当にありがとうございました。

縁が天国に旅立ったんだってね。千葉から車に積み込んで國安さんまで運んだのがついこの間のように感じます。
着いた先が縁にとって幸せだったのか、戸塚ヨットスクールのように過酷だったのか？
でもまあ、見た目がとっても怖いオヤジの下に暮らして十年以上。野山を走り、海で泳げる環境でそこそこ幸せだったんじゃないかなあ。
縁さんお疲れさま。天国から國安さんの復活を見守っててちょ。

ジルベールさん、書き込みありがとうございます。申し訳ありませんが、営業再開はもう少し後になりそうです。再開の際は、「特別調理人の食材＆酒だより」（ブログ）にてお知らせいたします。そちらでチェックしていただければ幸いです。
ちなみに出雲崎の雪はだいぶ溶け始め、現在、道路には雪がない状態です。このまま春を迎えられたらいいのですが…。